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映像制作専攻×声優アクターズコース 合同ドラマ制作 撮影スタート

映像制作専攻×声優アクターズコース 合同ドラマ制作 撮影スタート

作成日:2011/08/30

キャットミュージックカレッジ専門学校、映像制作専攻と、

大阪アニメーションカレッジ専門学校、声優アクターズコースと

合同で行うドラマ作品制作がスタートしました。

 

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映像制作専攻の学生は撮影、照明、音声といった技術を、

声優アクターズコースの学生はキャストとして出演を

お互い普段の勉強の成果を発揮するように、

また進めていく中、たくさんの実践で学んでいきます。

 

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みさなん、撮影の技術の役割というと、どんなイメージを持っていますか??

技術を担当するというと、監督(ディレクター)指示の下、

言われた通り技術オペレーションすればいいと思っている人も多いのでは??

 

実はそうではないんです。もちろん最終的に判断するのは監督ですが、

実際アングルを決めるのはカメラマン。

場合によって、アングルが理由で演出が決まることも。

例えば2人の男女が話をしているカット。

アングルは2人が小さく映っているくらいの広い構図。

マイクが映り込んだりするので、映像の撮影と同時に録音が出来ません。

最終完成時を考えこの2人の話し声が必要、不必要の判断をするのは音声さんです。

音声が必要なら別テイクで録ったりします。

 

もちろん監督とも事前に打ち合わせをして共通認識はとっておきます。

また毎回チームによって役割分担や撮影方法が違ってくるのも魅力です。

分かりやすい例でいうと、しっかり細かい所まで指示をする監督もいれば

演者への指示以外、技術的なことは何も言わない監督がいたり。

作品の内容的に物事が照明優先で決まっていったり。

 

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個人的には撮影の最大の魅力だと思っていますが、

映像作品の撮影というのは、各セクションが各々作品全体を考え

担当する仕事をいかにより高い目的に向かっていくのか。

そんな切磋琢磨の中、お互いが高いパフォーマンスを発揮出来るよう

他セクションに対しても協力する、そしてその思いやりが

自身のパフォーマンスを発揮するためにも重要。

ということをお互いに理解して行う。

だから意見が違ってモメることもあります。

どっちが良い悪いではありません。

そんな時は監督が判断をして決定を出します。

するとその目的、意図の発揮のためにセクションでまた全力、工夫を尽くす。

 

そしてその想いの集合が作品。

だからどんなセクションでも自分の「作品」なのです。

本当に感動です。

 

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なんだか熱い事を書いてしまいましたが、

キャスト、スタッフ、お互い夢、目標を持った学生同士、

目指すセクションは違っても舞台は同じ。

まちがいなく大きな一歩となる作品です。

一緒に最高の作品にしていきましょう!