年末年始の冬休みを利用して、ギターエンジニア専攻の学生有志で特別授業『アンプメンテ講座』を行いました。

キャットには大小20以上のレッスンスタジオ・リハーサルスタジオをはじめ、
レコーディングスタジオ、ライブスペースやホールなどがあります。

当然、各所に数台のギター＆ベースアンプがあり、予備機材などを考えると膨大な数のアンプがあるわけです。

とくにリハーサルスタジオは、授業の無い時間帯は学生が演奏練習に使用できるレンタルスタジオへと姿を変え、
予約可能となる時間には申込者が殺到するぐらいなので、アンプは常にフル稼働といってもいいぐらい。

『アンプメンテ講座』は、そういった学生達の日頃の熱い演奏に応えて疲れきったアンプたちをリフレッシュし、トラブルを抱えている機材は修理してあげよう！という目的と、
将来楽器のスペシャリストとして活躍するギタエンの学生達にとって必要不可欠なアンプの知識と修理技術の習得をしよう！という目的を、
一石二鳥で叶える、キャットならではの特別授業なのです。

今回はなんと20台以上の修理依頼が…！！

当然、アンプによっては数百ボルトという電圧が流れているモノもあり、大変危険が伴う作業です。
ギタエンの電気系の授業を担当してくださっている、金谷先生に細かく指導をしていただきながら二人一組で作業していきます。

故障原因がすぐに判明し、修理が完了するものもありますが、
中には回路図とにらめっこしてウンウンうなって4日かかっても進展がないものもあり…
大変な作業です。

しかし、学生達も頑張ります！
1台、また1台と仕上がっていきます。

今回は4日間で合計12台のアンプが修理完了！
これでまた、学生達の演奏をバッチリ支えてくれることでしょう！
みんな、大事に使ってね〜

（教務：横山）