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私、場を見るから「ばみり」と申します

私、場を見るから「ばみり」と申します

作成日:2007/01/17

私、場を見るから「ばみり」と申します

今回は「ばみり」についてのお話しです。 よくライブ等を観に行くとミュージシャンは広いステージの中、ずれることもなくパッと立ち位置へ戻りますよね。客から観れば普通なことですが、よ~く考えてみると何で迷いも無く自分の位置にパッと戻れるのか不思議ですよね? それって舞台上の床面のあらゆるところにビニールテープが貼られていて、本番中の立ち位置や、ステージ機材の置き場所をあらかじめリハーサルの段階で決めているからなんです。それにステージ転換をスムーズに行うためにも役に立つものなんです。 リハーサル時に立ち位置等を決める作業のことを「ばみる」と言い、またそこに貼られたテープのことを「ばみり」と呼びます。 ステージ全体を見て位置を決めるため「場(を)見る」すなわち「ばみる」というようです。 イベント毎に「ばみる」ので、CATホールにもステージ上はいたる所にビニールテープが貼られています。これを読んでくれている方も是非CATの体験授業に来てもらって「ばみり」を確認しに来てください!!客側からは分からない、事細かに計算されたステージ上を確認すればまた違った見方でステージを楽しむことができますよ!!また、その他にも約束事がステージ上にはたくさんあります。スタッフの皆さん「ありがとう!!」って思いますよね! P.S. 因みに写真はステージ中央が分かるようにセンター位置に貼られている「ばみり」です。