CAT TOPICS
今沢カゲロウ氏クリニック
皆さんコンニチハ。ベース専攻担任の常田です。
先日、“ベースニンジャ”の名前で世界中で活躍され、日本のみならず海外で有名なベーシスト
今沢カゲロウ氏によるベースクリニックが行われました。
今沢カゲロウさんのプロフィール (H.Pより)
世界各地をベース1本で渡り歩く、エレクトリックベーシストであり、作曲家。
特殊6弦エレクトリックベースを駆使し、ベースの限界を打ち破る極限のテクニック、
奇術的なスキルのエフェクトさばきが欧米各国で注目され、”BASSNINJA”の異名をとる。
ベルリン150万人のイヴェントと言われる”ラヴパレード”をはじめとする、ヨーロッパの様々な国際的音楽フェスティバルに出演。
2006年にキングレコード電気低音シリーズより『BassDays』衝撃リリース。
専門誌、新聞、テレビ出演でも話題になる。同年、ヨーロッパ最大のベースフェス「ヨーロピアン・ベースデイ2006」に
アジア圏から初めて招聘されオーディエンスの喝采を浴び、ヨーロッパのベース誌「baJisTa」(スペイン)で表紙を飾る。
翌2007年には同レーベルより初のDVD『BassNinjaDVD』(アドリブ誌”アドリブ・アワード・ビデオ部門”受賞)をリリース。
国内の大型フェス、”東京ジャズ2007″ “サマーソニック 07″にも出演。ジャズ・ファン、ロック・ファンの度肝を抜く。
また、同年末には「ヨーロピアン・ベースデイ2007」に異例の2年連続で招聘され、
世界の低音シーンにおいて、その存在感を強力にアピール。
2008年には、12thアルバム「Bassist,Electric」が「iTunes best of 2008」(ベスト・インストゥルメンタル・ジャズ)に選出。
2010年、インド公演ツアー。南インド初のグラミー賞受賞アーティスト、T.H.ヴィナーヤクラム(ジョン・マクラフリン・シャクティ)と共演。
世界最大の発行部数で知られる英字新聞「TIMES of India」にて特集記事が掲載される。
全14作のソロアルバムを引っさげ、年間200本以上にもおよぶ世界公演を現在も精力的に行っている。
とまぁ、男らしく、潔くベース1本だけで凄いパフォーマンスをされるベースジャイアンツなんですよ。
まずは挨拶変わりにループマシンを駆使して、リアルタイムオーバーダビングのパフォーマンス。
スラップベースを弾いてそのフレーズを瞬間ループしたかと思うと、今度はドラムパートを重ねて、
それをバックにテーマを奏でていく。。。途中フィル・インを入れたかと思うとアドリブソロが始まる。
まさにニンジャの如く変幻自在のパフォーマンス。僕自身生で拝見するのは初めてでしたが、
とにかく凄過ぎて笑うしかないような状態でした。
今回はベース専攻の生徒の割合が多かった事もあり、ベースに特化した内容で、「左手」「右手2フィンガー」
「スラップ」について、それぞれの項目に分けて今沢氏独自の理論でわかり易く正しく解説して下さいました。
特にスラップについての説明は目からウロコもので、プルの力を上手く流用してできる「リサイクル奏法」を
実際にベースを抱えてリサイクル効果が発揮された時
自らの声で「リサイクル!」って発して実演して頂いたのには大変感銘を受けました。
その後、氏曰く「娯楽のコーナー」と題してデモ演奏を披露して頂き、最後は皆の手拍子に合わせて
ベースを弾きまくって終演となりました。最後は会場内に設けた物販ブースで一人一人と握手を交わし、
参加者全員ニンジャポーズで記念撮影をパチリ!
今沢さん、とても素晴らしいベースプレイとお話どうもありがとうございました!