本格的なレコーディング設備「SOUND INN CAT」でレコーディング実習を行いました。

ミュージッククリエイター専攻では、楽曲制作だけでなく、レコーディングのディレクションや作品のプロデュースも学んでいきます。

1年生はバンドレコーディングのディレクションを中心とした実習です。

楽曲制作ではCubaseで制作を行うことが多い学生たちですが、この日はレコーディングの一連の流れやエンジニア、アーティストとのやりとりなど、多くのことを学びました。

これから自分たちの楽曲を制作していくために、ミュージシャンやボーカルをディレクションする機会が増えてくるので、今回の実習経験を役立ててほしいと思います。また、今日録音されたセッションデータは、後日1年生ひとりひとりが自分たちでミキシングを完成させていきます。

２年生は普段の授業と連動して制作プロジェクトを進行させ、このレコーディング実習を経てひとつの作品を完成させていきました。

プリプロや制作の打ち合わせは制作実習授業で行い、レコーディング実習ではプレイヤー、アレンジャー、サウンドプロデューサーの役割に分かれてレコーディングを進めていきました。

レコーディング当日のスケージュールも学生自らで立て、計画通りに作業が進まない場面も見られましたが、そういった場合の対処法も学ぶことができました。

普段は個々の作品を制作しているクリエイター学生ですが、今回はひとつの作品を作り上げるために全員が力をあわせた実習となりました。