先日6月7日（月）日本国内外を問わずワールドワイドに活動・活躍されているドラマー“手数王“こと菅沼孝三氏による今学期初の教育サポーターズプログラムのドラム特別授業が行われました！

会場となる2号館5E-1は始まる前からドラム専攻・総合音楽専攻ドラムパートの学生を中心に沢山のCAT生で溢れ返って熱気ムンムン。森先生の軽妙な呼び込みと共に菅沼氏が登場すると会場の温度は更にヒートアップ！

いきなりデモ演奏からスタートすると、菅沼氏の凄すぎる演奏を目の当たりにした学生たちからは、溜め息にも似た喚声があちこちから聞こえてきて、演奏が終わるまでの間、菅沼氏の壮絶なプレイに会場の皆は釘付けでした。

演奏が終わると、先ほどの緊張感あるプレイとは裏腹に、穏やか且つユーモアセンス溢れるトークで会場を爆笑の渦に巻き込んでいたかと思うと、ご自身が提唱する“リニアドラミング”奏法（両手両足同時に打たない事で立体感を出すアプローチ。ムズカシソウ！）を非常に分かり易く且つ熱く解説して頂いたりと、内容の濃いプログラムで授業は進行していきました。

質疑応答では、学生からの“スイスロール”って何ですか？と何ともスウィーツな質問？にも実践を交えながら丁寧に答えて頂き、ドラム専攻のみならず参加していた学生たちは熱心に耳を傾けながら説明を聞き入っていました。

後半は恒例行事のドラムバトル！ドラム専攻・総合音楽専攻ドラムパートの学生ほぼ全員でプレイヤーズチャレンジの課題曲にもなっている「The Chicken」をプレイ。緊張する学生に対して大らかに包み込むようなプレイでフォローしたかと思えば、これでもかっ！と言わんばかりのパワープレイで仕掛けたりと、その“手数王”に対抗すべく、1小節に1拍分のフレーズしか叩かない“手数少な王”になりきる学生だとか、お互いに各々の“言葉”でコミュニケーションを取り合い、盛況のうち第一回目の特別授業は終わりました。

最後は恒例の記念集合写真を撮影して無事終了。 1年生にとって初の特別授業、突然の指名で先輩たちと一緒にプレイさせられ、テンパっていた学生も、「とても良い経験になりました」と晴れやかな表情で帰って行き、学生の満足度・内容共に大変充実した特別授業になりました。次回の菅沼氏の特別授業は9月頃の開催予定です。

皆さん、乞うご期待！