我々の業界では「イントレ」と呼ばれる足場。
ビルの工事現場で見かける組み立て式の構造物ですね。
昨年から、この足場を組んだり撤去したり、一部変更したりするのに資格が必要になりました。
有資格者が安全管理に気をつけて配置しなさいという配慮からですね。

勿論、CATの学生・講師もイントレはよく使います。
そこで、音響エンジニア専攻、照明スタッフ専攻、音楽ビジネス専攻、総合スタッフ専攻の学生及び講師陣で「足場の組立て等の業務に係る特別教育」を受けました。
本校も賛助会員である「関西舞台テレビテクノ＆アート協同組合」のご協力を得ての開催です。

講師の自己紹介から始まった講座は、本来は建築関係工事現場を想定したもの。
我々音楽業界の人間には、なかなか耳馴染みの無い言葉も出てきて、それは大変なものでした。
後半には危険予知や対策検討をグループワークで行い、各々発表も行い、最後はチェック試験で締めくくり。
見事、全員合格！

CATでは、在学中から現場に出る機会がたくさんあります。
今回の特別教育をしっかり活かして、安全管理に十分注意しましょう！

（音響エンジニア専攻担任：豊島）