教育サポーターズプログラム 6月27日（土）、本館4階のレコーディングスタジオで今年度第一回目の教育サポーター大野進氏のレコーディングセミナーが行われました。 大野氏は日本で始めてのミリオンセールスを記録した、井上陽水の「氷の世界」というアルバムを手がけられたエンジニアであり、現在も数多くの作品を担当れています。 今回のセミナーは講義を中心に行い、レコーディングの歴史や、エンジニアの役割・心構えなどをお話していただきました。 現在のレコーディングはパソコンで録音するのが主流なのですが、一昔前まではテープに録音していました。そのような録音機器の移り変わりなどを貴重な音資料を聴きながら説明していただいたり、スピーカーの位相を逆相にして音の違いを確かめたりと、とても内容の濃いセミナーになり、学生も非常に興味深く受講していました。 次回のセミナーでは、レコーディングの基本やプロの現場にとってのエンジニアのあり方などをレクチャーしていただく予定です。