Japanese Lady Soulの草分け 11/12（水）にボーカル専攻を中心に、大上留利子氏による特別授業が開催されました。 大上氏はJapanese Lady Soulの草分け的存在であり、日本のRock&Soulの歴史は彼女なしでは語れません。空高く宇宙にまで届くような清らかで透き通った力強い歌声はソウルそのものであり、今も根強くファンに支持されています。 今回は、そんなスペシャルな特別授業を行うという事で、まずは大上氏による自己紹介を兼ねた素晴しい演奏で始まり、レッスンへと移りました。 全員が参加出来るレッスンという事で、鍵盤のリズムに合わせて即興で作詞し、次々と歌って行きました。このレッスンでは、大上氏より「どんな歌詞でもリズムに合わせれば音楽になる！！恥ずかしがらずにみんなチャレンジしてみよう」というアドバイスにより、みんな個性的な歌詞を付けて発表していました。１年生は恥ずかしがっている学生もいましたが、２年生の実力を見せつけられて後半はヒートアップ！！アドリブ能力を身につけるレッスンとなりました。 また、今回の特別授業はアメリカ・ロサンゼルス研修旅行に行く学生の歌唱指導も行われました。大上氏より「曲をカバーして歌う場合は、いかに自分の体験のように心を込めて歌えるかがポイント。ＬＡでは日本を代表すると思って恥ずかしくないように頑張って」とアドバイスがありました。 ＬＡでゴスペルを参加者みんなで合唱するという特別メニューがあるので、レッスン後半は「This little light of Mine」をテナー、ソプラノ、アルトとパートで分かれ、みんなで大合唱しました。前半のレッスンで学んだソロのアドリブも加わり大変盛り上がり、学生達にとっても非常に得る物の多い特別授業となった事かと思います。 １４日からのアメリカ・ロサンゼルス研修旅行では、このレッスンで学んだ事を活かし、積極的に自分から交流を持つように心がけて、向こうの音楽・文化を学んで来て欲しいと思います。