「ワンマンオーケストラ・ドラム・パフォーマンス＆セミナー」を開催♪ 平成19年11月9日(金) ドラマー、神保 彰氏のドラムセミナーが行われました。 会場となったCAT HALLにはドラム専攻をはじめとする約50名の学生達が参加。神保氏が登場し、デモ演奏からスタート。 独自のMIDI・ドラム・トリガー・システムを駆使した、ワンマンオーケストラ演奏を次々と披露していきました。見た目はドラムだけで、様々な楽器の音が一度に鳴り響くと、学生達は終始驚きの連続。「スペイン」や「EW&F」の名曲を次々に軽がると演奏していきました。 次に神保氏が使用している機材を紹介。昨年に発表されたZildjian Cymbal社（ジルジャン・シンバル)の「ハイブリット・シンバル」を日本人として初めてプロデュース。その仕組みや特徴について紹介していきました。又、今月に発表されたばかりのnew balance社（ニューバランス)とのコラボレーションによる世界で初めてのドラム・シューズも紹介。ドラムに関するあらゆる事を開発しているのが神保氏らしい感じでした。 　次に実技面でのクリニックでは、「良いドラマーとは」をテーマに、「4分音符を感じれるドラマー」と「良い音を出せるドラマー」を学生達にレクチャーして頂き、アクセントを使ったバリエーションや、グリップによる音の出し方を解説していきました。それから再びデモ演奏を数曲披露。60年代～70年代のロックを中心とした曲を演奏しました。 　演奏後は、質疑応答コーナーとなり、事前に学生達から聞き取ったアンケートを元に一つずつ丁寧に答えて頂きました。又、学生達の参加コーナーでは、神保氏に自分のドラムを見てほしい学生達8名が挙手し参加。順に叩きアドバイスをして頂きました。90分の予定だったセミナーもあっと言う間に2時間を過ぎ、終始笑顔と優しい空気に包まれたセミナーに学生達も親近感を感じたようでした。 最後に映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」のテーマ曲を演奏し、恒例の記念集合写真を撮り終了。終わってからはサイン会も行われ、今回も学生達にとって大変充実したセミナーとなりました。