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1年ミュージッククリエイター専攻 レコーディング実習

1年ミュージッククリエイター専攻 レコーディング実習

作成日:2016/10/05

ミュージッククリエイター専攻1年の小田川です。
先日行われた前期レコーディング実習では、僕とクラスメートのマルチネス・ガルシア・イボン君がそれぞれ作曲した楽曲が題材になりました。

普段の授業で使っているシーケンスソフトではDAWとソフトシンセを使ってアレンジすることが多く、今回の僕の楽曲もアレンジは打ち込み技術を駆使したものでいったん完成させましたが、今回の実習ではメロディー譜にコードを書き込んだ譜面をミュージシャンの方にお渡しして、プリプロダクションを行いながらアレンジを進めていくというテーマでした。
mc rec 001

まず、演奏ブースとコントロールルームについて説明を受けました。
ドラムに沢山マイクを立てていて、かなりのスペースを使っているのが壮観!
コントロールルームは大きなラージモニタースピーカーが印象的で、ニアフィールドモニターの種類もたくさん!中央には大きなコントロールミキサーとProToolsのモニター画面があって、おもわず「ボーイングのコクピットみたいだ~」とワクワクしてしまいました。

mc rec 002mc rec 003

いよいよ演奏スタートとなると、アレンジがどんどん進んでいきます。今回はブース内で特別に間近で見学!アレンジャー役の小村先生がギターを弾きながら、「ここのところはこうしましょう!」と各プレイヤー役の講師の方に指示を出しています。「う~ん、かっこいい!」はやくあんな風になりたいです。プレイヤーの方の反応が早くてビックリ。アッという間に・・、Aメロ、Bメロ、サビと組み立てられてアレンジが完成!

では!とコントロールルームへ戻って、レコーディング開始!聴こえてくるサウンドは僕のアレンジとは全然違う!音楽の空気感やリズムの疾走感が、ドラムのフィルインやギターのカッティング、キーボードのバッキングやベースのスラップでかっこよく表現されていて、演奏力の高いプレイヤーの生演奏はすごい!「これは打ち込み技術じゃできない・・」、「生演奏でここまで変わるとは・・。」

mc rec 004

「こんな音楽をどうやったらパソコンで表現できるだろうか?」とクラスメートと話していると、「こういう音楽も打ち込みで表現しようと頑張るのが僕らじゃないですか!」と、「なるほど、プレイヤーが努力を重ねて良い音が出せるのと同じで、僕らもそのための勉強を頑張ればいい」と、気持ちが引き締まっていくのがわかりました。

クラスメートの仲間たちや、先生の存在がとても恵まれたものだと感じています。この仲間たちをライバルとして、これからも頑張っていこうと思います。前期の終わりに良い経験ができました!ありがとうございます。

収録曲「Summer Timeless」 作曲:ミュージッククリエイター専攻 小田川

(1年ミュージッククリエイター専攻 小田川)