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ミュージッククリエイター専攻留学生のIbonです。

ミュージッククリエイター専攻留学生のIbonです。

作成日:2016/07/13

こんにちは。ミュージッククリエイター専攻1年のイボンです。
名前を見た瞬間に外国人であると分かった方が少なくないと思いますが、私はスペインのビルバオからやって来ました。
サッカーや料理、ガウディのサグラダファミリア等が有名なスペイン。
かの名曲、チックコリアの「Spain」や、知る人ぞ知るパットメセニーの「Song for Bilbao」のところです(笑)。

私の日本留学生活は、今年で三年目。
今回のブログでは、ここCATに入学してからの勉強や学校生活について話したいと思います。

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まずは、いきなり合宿の写真から・・・。
実は、入学する前、たいへん不安な気持ちで一杯でしたが、優しい先生方と、何故かすんなり私を受け入れてくれた同級生のおかげで、何の支障もなく楽しい学校生活を送っています。

音楽の世界では、専門用語が山程あり、母国語なら分かる内容でも、日本語で正確に表せる自信がなくて困った時もありました。しかし、異国文化に強い私は、努力に努力を重ね、この3か月で理解を深めていける自信が出てきました。
CATでの先生や同級生には、それぞれ違う背景があり、好みのジャンルも異なっていますので、自分の楽曲もそれの影響を受けて成長をし続けていると実感しています。

私は、子供の頃から、ずっと音楽の勉強をしてきましたが、いつもクラシックの域を出てきませんでした。しかしCATでは、授業のアプローチが実用的で、セオリーを勉強しながらも自分の作った曲にすぐに活かせるので、とても満足しています。
また、最近オープン授業のアコギ講座を受講し、ギターを触れさえしなかった私でも、基礎的なコードを押さえられるようになりました。しかし、バレーコードのFは、もう少し時間がかかりそうです。後に難題B♭も頑張ります(笑)。

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留学3年目になりますが、今まで通った大学や日本語学校と違って、CAT内では外国人同士が、触れ合う機会が少なくなりました。その加減でしょうか・・・、最近では、自分が外国人であることさえ、意識が無くなってしまい、良い意味で慣れています。

同級生と話す時に興味深いのは、仕方のないレベルのジェネレーションギャップ、例えば、自分は「ポケモン」を「ゲームボーイ」でプレイしていたけれど、周りのみんなは「DS」等、話題のチョイス、コンセプトの捉え方やユモアーのセンスが、スペインでのそれと対極にあると言っても過言ではないぐらい違うことです。しかし、そんなことも私にとってはすごく面白くて、とても勉強になっています。

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音楽は、世界共通の文化。
やはり、いいものは、どの時代においても良いです。そんな、音楽が作れる、また、そんな音作りを提供できる音楽家になれる努力をしていきたいと思っています。
頑張っていきますのでよろしくお願いします。

(ミュージッククリエイター専攻1年 IBON)