卒業生トピックス
そよかぜインタビュー「自分たちを応援してくれているファンのためにも、音楽活動を長く続けていくことが大事だなと思って。そのためには、“型にはまっている場合じゃないな”と思ったんです。」
2月8日にESAKA MUSEで開催された『SOUND JOURNEY 第二弾』の出演者にインタビューしました。
2年音楽ビジネス専攻コンサート/イベント企画制作コースの企画イベント『SOUND JOURNEY』第二弾が開催されました。”素晴らしい景色を巡る旅のようにジャンルにとらわれない様々な音楽、そして最高のライブをあなたに”というコンセプトを体現する多彩で熱いステージが展開。当日、大いにイベントを盛り上げてくださった出演者4組にインタビューしました。(取材・文:内原英子/大畑有紀/本田奈美/山田茜)
メンバー/YU-MA(vo)、YOSSY(g)、YU-KI(g & cho)
高校の同級生で結成された3人組アコースティックユニット。大阪・京橋を中心にストリートライブを始め、全国各地に活動の場を拡大。これまで発売したシングルCD 5作品がオリコンインディーズチャート上位にランクインするなど幅広い世代からの支持を獲得。関西を代表する”なんばHatch”や”BIGCAT”といったライブハウス会場でも単独ライブを行い、2015年4月18日に開催された5回目のなんばHatch単独公演はチケット即日完売。同年の全国ツアーではZeppなんばでファイナルを迎えた。型にとらわれず、常に新しいことにチャレンジし続けている。
……ストリートライブなどもたくさんされてきたそうですが、そこでどんなことを得られましたか?
YU-MA「メンタルを鍛えられましたね。ライブをやっていると、”今日はお客さん少なくてテンション上がらないな”っていう日もあるんですけど。そういう時でもヘコむことなく、自分たちなりにテンションが上げられるようになりました」
……今まで、発売されたシングルCD 5作品がオリコンインディーズチャート上位にランクインされていますが、曲作りで何か意識していることがあれば教えてください。
YU-MA「僕たちはメンバー3人で曲作りをしているんですけど、今世の中でどういった音楽が流行っているかを意識しながら作っています」
……”型にとらわれず、常に新しいことにチャレンジし続ける”ということをモットーにしているようですが、そう思われたきっかけは何ですか?
YU-MA「自分たちを応援してくれているファンのためにも、音楽活動を長く続けていくことが大事だなと思って。そのためには、”型にはまっている場合じゃないな”と思ったんです。いつも柔軟な思考で新しい音楽を吸収し、そよかぜに相応しい要素を見極めていくようにしています」
……これからどういったことにチャレンジしていきたいですか?
YU-MA「生のライブに特化したアーティストになって、”チャリティーライブ”のような大きなことにチャレンジしていきたいですね。そういうことの土台作りとして、ファンの方とも心が通じ合うチームワークを大事にしていきたいなと思っています」
……これまで、なんばHatchやZeppなんばといった大きな会場でライブされてきていますが、成功させるための秘訣があれば教えてください。
YU-MA「とにかくまず、”やろう!”と思わないとできないですよね。やる前から、自分の能力の限界を決めてしまうのは、もったいないし、一回大きな会場でやることができれば、自分たちの今の能力を確認できるんです。その上で調整し直して、再度トライしてみるっていうのが大きな会場でライブをするコツだと思いますね」
……具体的にライブで大切にしていることはありますか?
YU-MA「一体感ですかね。僕らがステージの上で楽しむのもそうなんですけど、みんなが同じ掛け声、同じ動きで会場がひとつになることが”楽しいライブ”に直結すると思うので、そういうところを極めていけたらいいなと思います」
……では最後に、CATの学生にメッセージをお願いします。
YOSSY「アーティストを目指しているかたは、舞台に立って人に”観られる”ということで、自分の内も外も磨いていけるので。そういう経験を積むことで、お金に変わるものを自分で生み出していけると思います」
YU-MA「音楽は厳しい時代だと言われていますが、僕は夢のある仕事やと思います。たとえがんばっていたとしても、100パーセント自分の思っている方向に進んでいくとは限らないですが、今やっていることは将来的に絶対活きてくると思うので。先に繋がっているということをしっかり意識しながらトライしてほしいです。そうすれば、きっといい結果が出ると思うのでがんばってください!」
YU-KI「CATのみなさんは、音楽的な専門のことを学んでいると思うので、卒業後は音楽業界の即戦力として働けるようにがんばってください!」
……本日はありがとうございました!