講師：志田　涼（志田工房） 10月16日（月）５限～６限に本館６Fクラフト実習室にて、三重県でギター工房「kuhl」「Ryo」を営むギタークラフトマン志田　涼氏による特別授業がギターエンジニア専攻対象に行われました。 まずは、ギターの構造の話でスケールについての説明！！ ギターにはロングスケール、ミディアムスケール、ショートスケールがあり、これらのスケールによりネックに打ってあるフレット～フレットの間隔が異なってきます、この事を１７．８１７という数字を使って説明して頂きました。なるほど～といった感じで学生も一生懸命メモをとり必死になって計算してしました。 フレット説明の次は、計算に基づいて実際に指板に溝を切る作業の実践！！フレットの授業が終了し、次は志田さんお得意のアーチド・トップ削り出し加工の説明と実践。これはギターのボディートップの丸みを手の感覚で作る作業なんですが、志田さんの実践では、あっと言う間に一枚の板がレスポールのようにアーチ形になって行き学生もびっくりしながら見とれていました。ざっくりと機会で余計な部分を削りおとし、後は四方鉋で手作業！！これが早い！！上手い！！素晴らしい！！学生もいざ実践！！先生の様にはなかなか上手く削れません・・・・このアーチド・トップ削り出し加工は１人１人交代で１年生、２年生全員参加しました。作業終了して最後にクラフトマンとしてのお話を頂き終了しました。今回、参加したギターエンジニアの学生のオリジナル作品に、今回学んだ技術を生かし素晴らしいギター、ベースを製作して欲しいです。将来が楽しみです。