先日、ギターエンジニア専攻1・2年生合同の「アンプメンテナンス講座」を行いました。 レクチャーしていただくのはギタエンで電気系の授業「エレクトロニクス」を担当していただいている金谷先生。 ご自身の工房で実際にアンプの修理をされている金谷先生から、実践的なメンテナンス方法を教えていただきました。 まずはメンテナンスに必要な、計測器用などのケーブルを作成するところから。 ケーブルは消耗品。測定結果に不安が無いよう、トラブルの無いケーブルを作ります。 そして作成したケーブルと電気信号の波形を見るオシロスコープや一定の信号を出す発振器、その他工具もろもろを持っていざ、アンプの待つスタジオへ。 金谷先生から「アンプの修理は、まず最初にしっかりと状況を把握すること！コレに尽きる！」とのアドバイスが。 そこでこの日は、メンテが必要なアンプたちを片っ端から時間をかけてチェックすることに！！ 普段レンタルスタジオなどで使い慣れているアンプとはいえ、音は正常に出ているか、各コントロールがちゃんと機能しているか、測定器などを使用して隅々までチェックするとなると一苦労。学生も数人でチームになって取り組んでいました。 個体ごとに細部に至るまで書き込んだカルテを作成し、カルテをもとに今後の対応策を話し合ってこの日は終了。 次回、今日のデータをもとに実際の修理に入る予定です！