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小笠原先生(ベース)Bluestone Companyツアー

小笠原先生(ベース)Bluestone Companyツアー

作成日:2009/09/01

小笠原先生(ベース)Bluestone Companyツアー

キャットミュージックカレッジ専門学校のべース専攻講師である小笠原義弘先生は「BLUESTONE COMPANY」というバンドで、全国ツアーの真っ最中! 今回もツアーのレポートを送っていただいてます。 BLUESTONE COMPANY http://bluestonec.exblog.jp/ 「Bluestone Companyツアー」 昼過ぎに大阪を出発し名古屋へと向かいました。名神高速なら180分もあれば余裕で到着します。 名古屋のアポロシアターは音出しが5時からなので、先に機材を搬入して時間までなんやかんやと確認作業をしたりします。この時に主にやることと言えばペダルのレベルチェックです。移動中や後片付けしているときにボリュームノブが動いてしまうことが多々ありますからね。慎重に設定をやりなおします。 今回は2本のZEMAITISベース(1本はDチューニング)とZEMAITISアコースティックギター、MESA/BOOGIE BIG BLOCK750+2×15のスピーカーに17台並べたペダルボード(基本は16台)が今回の機材です。 この日は名古屋の若手ブルーズロックバンド(全員24才)のTHE HARD LUCK HERITAGEとのステージ。90分+アンコール2曲のセットでした。 彼らは全員24才なのですが、機材を沢山持っていて、面白い話ができました。私も若い頃は気になるものがあれば楽器屋さんでチェックしたりして相当量の機材を持っていたりしましたから、話は弾んでしまいます。 翌日はオフで移動日です。今回は名古屋→福島県郡山には日本海ルート(名古屋→石川→新潟→会津→郡山)でゆっくりと移動しました。大体7時間位かな?東名高速と料金は同じで景色が優秀だから最近のツアーでは北陸道を使います。北陸名物の焼き鯖寿司を食し夜の8時には到着しました。翌日はライブなので11時にはベッドにて気を失いましたわ。 昼過ぎに起きて地元の友人が経営している“タイダイの木”にてランチをしました。これがかなり優秀で、かなりのボリューム(笑)えげつない。 16時にロードインしてリハーサルをしました。ここでは5回くらいステージをしたことがあるので、バランスだけのチェックで充分。この日は元SUPER BAD(現在はSUPER GOOOOOOOOOOになり、ベーシストはRIZEのKENKEN)のドラマーである遠藤さん率いるMASCOTTSと地元の若手ブルーズロックバンドVOWSとのステージでした。 翌日は『天地人』で最近有名な街、山形県米沢市に移動しました。街の真ん中にある上杉神社は沢山の観光客でくるたびにごったがえしています。 そして、この街の名物といえばやはり『米沢ラーメン』『米沢牛』です。かなり美味です。今回は特別に山形名物である『芋煮』をいただきましたが、強烈に美味!これは機会があれば是非とも食して下さいね。各地のご馳走を味わうのもツアーの醍醐味やったりしますから(笑) 翌日は人口3万人の長井市に移動(米沢から30分くらい)。この日はワンマンライブです。以前コラーゲンズ(大谷レイブン、高橋ロジャー和久)と演奏したことがあるクラブですが、防音が無いのでパトカーが来て注意されたことがあるので、リハーサルの時からそれが気になって主催者と軽く作戦会議をしたのですが、結果ガンガンにいくことにしました(笑)。45min、60minの2nd Setsでした。2回にステージを別ける場合は大体15分くらいのブレイクをいれるのですが、暖まった身体が冷えるのでストレッチやらして後半のステージに備えます。このブレイクはお客やクラブへの配慮な訳です。 石巻LA STRADA 長井市を10時に出発しあちこちに立ち寄りながら、3時に到着。この街のあちらこちらにこの街出身の漫画家、石ノ森章太郎さんがかつて発表した作品に登場するキャラクターの像が建っています。『仮面ライダー』『サイボーグ009』『ロボコン』『サルトビえっちゃん』。私の世代には懐かしいものばかりです。 石ノ森章太郎漫画館では毎回展示物を変えていて、前回立ち寄ったさいには『赤塚不二夫』展、今回はナント『ハローキティ』展(笑)。とりあえずお土産物的にグッズを購入しにいきましたが、完全に浮いてしまっていました。 ライブは地元の2バンド(友達)と楽しく激しく展開。当然打ち上げも盛り上がりました。 今回はTDCのBASS DIを持参しているのですが、これはかなり優秀でね、一度試してみてくださいね。 仙台 LIVE HOUSE enn 石巻を10時に出発し、ハローキティ展によりお土産物を買い(笑)、日本三景のひとつである松島に立ち寄りお昼ご飯。仙台に到着してしばしホテルで休憩。このしばし休憩がかなり重要でして、ウダウダ休憩しながら進むより早めに移動して休んだ方が絶対に楽なので一度試してみてくださいね。 本番前には恒例になった仙台牛タンを頂きました!やっぱりうまいです。 地元のバンドとはしゃぎながらのライブでした。いつもの仲間に逢える楽しみもライブツアーにはありますから、皆さんもタイバンをした際にはフレンドリーに接してください。財産になりますからね。 今回はハードでテクニカルなバンドJOY STICKS、南部ロックなフラストレーション、そして齋藤亮プロジェクトはエッジの効いたギターにオリエンタルなフィーリングとケーナーの融合したかなり優秀なサウンド。このバンドはいつか大阪で紹介することになると思います。 今回は機材を追加変更しているので毎回リハーサルでレベル、ノイズのチェックをしています。ツアー前にはプロのペダル開発者の家にまで行ってチェックしたのですが、本番でのチェックも必要なんでね。 横浜THUMBS UP 日本中で一番の盛り上がりをみせてくれる横浜。 今回はスペシャルなバンドとのライブでした。 ギタリスト、シンガーはTHUMBS UPのサウンドマンであるミヨシ、ベーシストは先日のギブソンコンテストで見事に優勝した益子リョウマ&THE BULLHEADSのタクマ、ドラマーはROCKAMENKOのポニー。 全編ジミヘンドリックスの曲。激しいですわ。 私達のライブではなかなか鳴りやまないアンコールにより数曲用意しときましたから、準備万端!予想通り2回、4曲のアンコールで終演しました。 私達はアメリカンなスタイルなので、ステージの上手にベーシスト、下手にギタリストという列びになります。ジャム系はこの列びの方が合図出しやすいようです。モニターをしっかり作ることができないと難しいとは思いますが、一度試してみたらどうかな? 浜松 MADOWAKU 実はかなりのロックタウンである浜松。印象的な盛り上がりをみせてくれた前回ですっかりこの街に来るのが楽しみになりました。地元FMの番組『ロック向上委員会』がかなりのプロモーションをしてくれているので、いつも楽しくステージを展開することができます。 今回はワンマンなのでいつものように2ND SETSでお届けしました。 東京~名古屋の重要中間地点ですから、是非とも注目するように! この浜松にはFM HAROでのロック向上委員会なる優秀な番組があります。いつもプロモーションしてくれているコアなプログラムです。DJの長谷川さん、アシスタントのアサミちゃんはいつも遊びに来てくれます。WEBもあるから一度検索してください。そして自信のあるみんなは、音源を送ってみたらどうかな?オンエアーされたりするかもしれないよ! 中津川MAJORIKA DJANGO 岐阜県で毎年行われるロックフェスティバル MT.ENA ROCK FEST.を主宰するメンバーとのライブ。基本的には70’Sロックのスピリットのあるバンドを中心としたライブなんですが、最近では若手も参加し始め、リアルなロックを継承してくれているようで今後が楽しみなエリアです。 今年のFESTには私達BLUESTONE CO.とシーナ&ザ ロケッツ、THE 卍(ローリー寺西)、木村充輝、有山じゅんし、金子マリ、田村直美、THE SONS、が参加するようです。連休なので興味ある方は自然の中でも繰り広げられるロックフェスティバルに遊びに行って、ロックを感じてください。 最終日であったこの日のライブはかなりエキサイティングなものになりました。ツアーをしている間に巧く弾けなかった所や組み立て失敗したソロ、ショーの構成については時間を作って必ず変更、試行錯誤を繰り返します。そんな試行錯誤はリハーサルなんかでチェックしたりします。ツアー前にもリハーサルなんかでチェックするのですが、本番の中でも感じた事を優先します。 器材のチェックも毎回欠かせません。 特にペダル、ケーブル、ボリュームレベル、ストラップピン、楽器調整。やること一杯あります。特に私は歌も歌い、MCもとるので、巧くいかなかった所は必ずよくするように努力します。MCなんかも毎回同じようなことは言わないようにし(笑)話題を探しながら移動したりします。 ツアーの醍醐味は終わった後の充実感と反省、次回へのアイデア、各地域の知識、新しい友達の出会いにあります。 1ヶ月日本を旅しましたがトータル5000キロ程でした アメリカでは25000キロ以上になります。 楽にツアーが出来る国なんで、みんなも出来る限りパワーを全国に見せつけてくださいね 色々な相談、サポートさせてもらうからね。 では 次回のブログまで さいなら。