CAT TOPICS
SOUND INN CATでREC実習!!
キャットは夏休みも終わり、授業再開になりました!!
学生たちもそろそろ気持ちを切り替えられているころ…かな?(笑)
今年は暑い夏になりましたが、そんな夏休みのとある一日に、ミュージシャン学科の演奏系専攻2年生はレコーディング実習を行いました!
『レコーディング実習』とは文字通り、日頃演奏の腕を磨いている学生たちが、より現場に近い環境でのレコーディングを経験するという実習です。
実習の教室となるのはキャットが誇るレコーディングスタジオ、「SOUND INN CAT」。
さらに、数々のメジャーアーティストのレコーディングに関わっていらっしゃる、西野氏にディレクションをご担当いただきます!
2年生が西野さんにお会いするのは、昨年春の同じく「レコーディング実習」から約半年ぶり。
関西出身で今やフェスに引っ張りだこの”あの”バンドや、若者に…もちろんキャット生にも大人気の”その”バンドなど(”あの”とか”その”とかばっかりでスイマセン!音楽好きなら誰もが知ってる超有名アーティストですよ!)、多数のメジャーアーティストのレコーディングを担当されたディレクターさんに再び直接アドバイスしていただけるとあって、学生たちも緊張しています!(笑)
そしてレコーディングエンジニアとして本校音響エンジニア専攻講師の松川先生と、アシスタントには音響エンジニア専攻学生にご協力いただきました。
この日は、後日行われるボーカル専攻の実習に先駆けて楽器系の専攻のみでインストのレコーディング実習。
西野さんから今日のレコーディングに関する注意点をいただき、「みんな2回目だから…いけるよね?」ということで、早速実習スタート。
まずは念のため松川先生より、キューボックスの使い方をレクチャーしていただきます。
レコーディングでは普段のライブと違い、ヘッドフォンをしてモニターしながらの演奏となります。慣れないとこれが演奏しづらいのなんの!!
なので、プイレイヤーそれぞれの手元に「キューボックス」という自分専用のモニターバランスを調整できる小型ミキサーを置き、自ら操作して少しでも演奏しやすい環境を作る…というワケなのです。
何を隠そう、このキューボックスの使い方を学ぶことも、レコーディング実習の大きな目的の一つなのです!
半年前にやったけど…みんな覚えてるかな?
さあ、あとは今回の課題曲「LED BOOTS」を、メンバーをとっかえひっかえひたすら演奏しますよ!!
今回は2回目のレコーディング実習ということで、レコーディング方法も様々な手法を経験しました。
みんなでせーので録音する一発録りでは、クリックとガイドとなるシーケンスに合わせて録音したり、全員の息を合わせてフリーテンポで録音したり。
はたまたベース・ドラムのリズム隊と上物のキーボード・ギターを別録りしたり、ギターソロだけのオーバーダビングをしたり…
途中、ディレクターの西野さんからアドバイスをもらったり、エンジニアの松川先生やスタッフの音響エンジニア専攻学生と色々とやり取りをしながら音作りをしたり、プレイバック(録音したものを聞いてみること)をして、落ち込んだり…(笑)
学生たちはたっぷりと『レコーディング』を経験することができました。
そして今日一日の成果を確認すべく、ワンテイクを選んで松川先生にラフミックスをしていただきます。わずか30分ほどでまとめ上げる松川先生、カッコイイ!!
そのラフミックスの完成を待つ間、学生たちは西野さんに質問タイムです!
今日の実習で疑問に思ったこと、それぞれの楽器の音作りについてや必要な機材、メジャーの現場では今どんな風にレコーディングをされているのか、バンドで売れるためには?スタジオミュージシャンになるために何が必要か…?
学生たちも思い思いに疑問をぶつけ、西野さんはその一つ一つに丁寧にお答えくださいました。
最後にラフミックスを全員でチェック。
中には自分のテイクに悔しさを滲ませる学生も。
そうそう、その悔しさがミュージシャンとしてまた一回り大きく成長するチャンスなんですよ!
…というワケで、お疲れ様でしたの集合写真を撮影!
演奏系専攻2年生のみんな、お疲れ様でした!
西野さん、松川先生、アシスタントしてくれた音響エンジニア専攻の学生さん、ありがとうございました~!
(教務 横山)