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BEAT ISLAND インタビュー

BEAT ISLAND インタビュー

作成日:2014/10/31

9月8日にESAKA MUSEで開催されたイベント『BEAT ISLAND 〜地球”音”暖化計画〜』の出演者にインタビューしました!

BEAT ISLAND

2年音楽ビジネス専攻 コンサート / イベント企画制作コース主催のイベント『BEAT ISLAND 〜地球”音”暖化計画〜』が9月8日、ESAKA MUSEで開催されました。音楽で溢れる島、それがBEAT ISLAND。合言葉は地球”音”暖化。タイトルには、皆の熱気でどこよりも暑く、熱く、楽しい空間にしたいという意味が込められています。観客・アーティスト・スタッフ、そこにいる全員で地球”音”暖化計画を進めるべく開催されたこのイベントに出演してくれた6組のアーティストにインタビューさせていただきました。
(取材・文:2年音楽ビジネス専攻 撫養胡桃/野崎祐)

リトルボブ
http://artist.aremond.net/littlebob
BEAT ISLAND littlebob003
メンバー / 福瞳美(vo & g)、平湯咲月(vo & key)
2人共にキャットミュージックカレッジ専門学校1年ボーカル専攻の在校生で、2014年度のモデルミュージシャン(※2年音楽ビジネス専攻 音楽マネージメントコースの学生達が1年間かけてマネージメントを行うアーティスト)となり、5月から本格的な活動をスタートさせる。聴く人を惹き付けるパワフルで透明感ある歌声が魅力。

……今日はイベントのオープニングアクトとして登場していかがでしたか。

福瞳美(以下、福)「思っていた以上にお客さんがすごく多くてびっくりしましたが、楽しかったです!」

平湯咲月(以下、平湯)「オープニングからどーんって盛り上がって、テンション上がりましたね」

BEAT ISLAND littlebob002……秦基博さんのカバー曲『鱗』を披露されましたが、この曲を選曲した理由は?

平湯「秦さんの曲がすごく好きなんです。秦さんの曲の中でもあの曲は2人でハモりやすかったので、一回チャレンジしてみようと思って初披露しました」

「この日のためにがんばって準備してきたんです。まだまだこれからですが、今ある力は出し切ったと思います」

……ライブをする時に大事にしていることは?

「笑顔ですね。たとえ歌詞がちょっと暗かったり切ない曲でも明るいメロディーで歌うのがリトルボブの個性だと信じてやっています」

……恋愛ソングが多いように思いますが、どういったインスピレーションから作っていくのですか。

「歌詞は実体験から膨らませていった妄想です(笑)。こうなったらいいのになという理想の展開を描いています。でも、恋愛ソングより片想いや失恋の歌の方が多いですね」

平湯「悲しい時に、”わかる!わかる!”って共感を得られるようなリアルなところを表現したいんです」

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……今後の活動予定を教えてください。

「10月29日に3曲入りの1st シングル『ちっさな世界』をリリースします。ジャケットも可愛く撮ってもらいました(笑)」

平湯「同日、CAT2号館6階ライブスペースでレコ発ライブも行います。歌はもちろん、2人のキャラが引き立つMCも聴いてほしいのでぜひライブにきてほしいです!」

ひらたゆうや
http://hiratayuya.com/
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奈良県奈良市出身。’11年から精力的に音楽活動を始める。鋭さと憂いが共存する声と確かなボーカル力で、感情をむき出しに放たれる歌はバンド編成、アコースティック編成を問わず聴くものを圧倒する。

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……今回のイベントでは唯一のソロアーティストでしたが、とてもパワフルなパフォーマンスを見せていただきました。

「普段、いろいろなライブに出演させていただいていますが、このイベントはスタッフと出演者の距離が近くて良いライブができました。学生スタッフと一緒に物販をした時もみんなの笑顔が印象的で、そういった面でもすごく気持ちよくやらせてもらいました」

……スタッフとの距離感をとても意識されているのですね。

「ライブはそこに携わる人たちのいろんな努力があってできることだと思うので、一緒に作っていけたらいいなと思っています」

……楽曲を作る上で大切にしていることは?

「一度活動をやめていた期間もあり、本格的に音楽活動を始めてまだ3年なので、僕にもまだ結論は見えていないんです。だから”夢に向かって頑張っていれば、必ず叶うさ!”、なんてことは僕の口からは言えなくて…。”叶うかどうかはわからないけど叶ってほしい”っていうのが僕の正直な気持ちです。そんな自分のありのままの姿を見てもらって、お客さんに、”私も頑張ろう!”と思ってもらえたら嬉しいです。基本的には背伸びせず、辛いことがあったとしても”やっぱり好きなことをやっていこう”という部分で、聴いてくれる人たちと共感しあえれば嬉しいなと思います」

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……今後の活動予定を教えて下さい。

「今年に入ってからアコースティックやストリートライブも始めています。バックバンドのメンバーが入れ替わって新たなアレンジになってきているので、今後さらに進化していく姿を見ていってもらえるとうれしいです」

……音楽業界で働くためにがんばっているCATの学生にアドバイスをお願いします。

「今、音楽の専門学校で勉強していても、違うことに興味を持って違う道に行くこともあるかもしれないし、もう駄目だなと思って音楽をやめてしまったとしても、僕みたいにまた戻ることも出来るんです。何をやるにしても本気で取り組んだことは無駄にはならないし、ちゃんと向き合っていけば周りも本気で応えてくれます。だから妥協せずに今できることを全力でやっていってください」

エキセントリックダイバーメン
http://dadadadadivermen.wix.com/tobikome
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メンバー/村田賢治(vo & g)、ナオキ蟹蔵(b)、池田達彦(ds)、毛利純(g)
’11年12月に結成し、メンバーチェンジを経て’14年4月に現メンバーとなる。ロックバンドならではのギリギリのライブ感、ストレートかつメッセージ性が強い歌詞と楽曲、ユニークなコーラスを武器に大阪を中心に活動中。

……すごく熱く、それでいて遊び心に溢れたライブでしたが、このイベントに出演されていかがでしたか。

村田賢治(以下、村田)「僕もCATの卒業生ですが、いつも見に来ていた学生手作りのイベントに出演できて、懐かしいような嬉しい気持ちになりました」

毛利純(以下、毛利)「すごく熱かったですね!」

ナオキ蟹蔵(以下、ナオキ)「お客さんも盛り上がっていて、僕たちも気持ちよくやれました。すごく楽しかったです」

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……エキセントリックダイバーメンという気になるバンド名の由来を教えてください。

村田「僕がまだこのバンドを始める前、一緒にやっていたバンドのドラムスとバンド名を考えている時に、橋から道頓堀川に飛び込む大学生を見て、”ダイブメン→ダイバーメンだ!”と思ってふざけて付けただけなんですけど(笑)。やっぱりステージ上では恥ずかしがっていてもしょうがないし、”飛び込んでいこう!”という思いがあるので、後々しっくりきてそのまま使っています」

……とても正直で赤裸々な歌詞だなと感じるのですが、音楽活動をしていく上でのこだわりは?

村田「僕自身、エレファントカシマシやウルフルズなど、まっすぐで人間味のある歌が好きなので、そういった面を意識して、これからもっと出していけたらいいなと思います」

毛利「僕とナオキは、音楽以外ではダウンタウンが凄く好きですね。あの精神性と言うか、ハチャメチャなユーモアにあふれている感じをパフォーマンスに取り入れています」

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……歌詞を聴いていて、ハングリー精神にあふれているように感じました。

村田「やっぱり何をやるにしても気持ちが凄く大事だと思うので、まずは気持ちで負けることなく”いくぜ!”って思いながら過ごしていることが大切なんじゃないかなと思います。10月3日に5曲入りのニューアルバム『愛してるとか恋してるとか抱きしめたいとかナンタラカンタラ』をリリースしました。激しい曲からじっくり聞ける曲やポップな曲までいろんな曲を詰め込んで、新しいエキセントリックダイバーメンとしての音源になりました」

ナオキ「毛利が加入してからは初めての音源なので加入後から現在までの集大成としての音源に仕上がりました。やっぱり応援してくれる人たちがいないと活動は続けられないのでぜひライブに来てほしいし、もちろんCDも聞いてほしいです。よろしくお願いします!」

H”palty
http://h-palty.com/
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メンバー/ISATO(vo)、ma-ki-(g)、DAIKI(g)、しゅうま(b&vo)、りゅうのすけ(ds)
’10年1月に結成した京都出身の5人組ロックバンド。繊細かつパワフルな演奏とボーカル2人の絶妙なコーラスワークが生み出すストレートなロックを武器に、情熱的ライブパフォーマンスで人々を幸せな空間へ導く。

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……観客とも一体となった素晴らしいライブで、熱い気持ちがまっすぐ届いてきました。

ISATO「CATの学生のみなさんがすごく暖かくて、気持ちよくライブができました」

りゅうのすけ「みんなにパワーをあげるつもりが、逆に僕らがもらっちゃいました!」

……音楽活動のコンセプト、こだわりなどを教えて下さい。

Daiki「僕らの曲で人生を変えるというよりも、僕らのライブを観てくれたり、音源を聴いてくれた人が、”明日からも頑張ろう!”って思えるようなものを作っていけたらなと思ってやっています」

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……メンバーの音楽的な共通項は?

Daiki「実は、音楽的な共通項は全くないですね」

ISATO「だからメンバー同士でちゃんと共有できるようにいっぱい話していこうと思っています。お互いの趣味趣向が違ったとしても、自分の想いをちゃんと伝えると向こうも伝えてくれると思います。そこで信頼関係が生まれるし、そういうことが出来るバンドは強いなと思っています」

りゅうのすけ「聴いてるジャンルはバラバラでもみんな共通してメロディを大事にしているし、ポップスが好きなんです。そこを基盤にしているので、どの曲もすごくキャッチ―で聞きやすい曲になっていると思います」

Daiki「9月から3ヵ月連続シングルリリースします。これまでの自分たちを見つめ直して制作したので、この新音源でぜひリフレッシュした今のH”paltyを感じてほしいなと思います」

GRIKO
http://grikorock.com/
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メンバー / セミマル(vo & b)、銀平(g & key)、ピク(ds)
セミマル、銀平の兄弟を中心に’07年に結成。大阪のライブハウスを中心に活動しているロックバンド。幾度のメンバーチェンジを繰り返し、進化し続ける彼らのライブは勢いだけでなく、観ている全ての者を魅了する。

……今日のライブの照明はGRIKOファンのCAT照明スタッフ専攻の在校生が担当していたそうですね。曲の雰囲気と照明がすごくマッチしていてとてもカッコ良かったです。

セミマル「今日は新曲が多かったのですが、本番までにしっかり音源をきいてきてくれて、楽曲に完璧に合わせてくれました。だから僕らは好きなようにライブができました」

……バンド活動をする上でのポリシーを教えてください。

セミマル「ジャンルや流行のスタイルにとらわれずに、自分たちが良いと思っていることしかしないことです。誰かの後を追うようなことは絶対にしたくないので、自分たちのオリジナリティーを追求していくことを大事にしています」

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……音楽的なルーツはどういったところにあるのですか?

セミマル「みんなばらばらですが、ビートルズやクイーン、サザンオールスターズといった感じですね。マイケル・ジャクソンなんかも好きで、ああいったショー的なしっかり作り込んだライブの影響も受けています。なかなかできないですけど(笑)」

……今後のライブの予定は?

セミマル「今新曲を作っているので、ライブにもぜひ来ていただきたいです。10月26日(日)に十三ファンダンゴで3マンライブがあり、その後もひたすらやっていきます」

……最後に音楽業界で働くためにがんばっているCATの学生へメッセージをお願いします。

セミマル「今の世の中は平均化していていると思うので、もっと突き抜けたものが出てきたら嬉しいし、僕らもそうなりたいと思ってやっています。そのために、おもしろいと思えるものを徹底的に追求して、人と同じものにならないように自分の良いところを突き詰めていくことが大事だと思います。その方が世の中のエンターテインメントはもっと面白くなると思うので、がんばってください!」
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SHE’S
http://she-s.info/
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メンバー / りょーま(key & vo)、KANTA(g & cho)、しんごりあん(b & cho)、きむ(ds & cho)
2011年4月にりょーまを中心に結成。全員21歳のピアノロックバンド。7月23日1st mini album『WHO IS SHE?』全国発売。関西を中心に関東でも精力的にライブ活動を行っている。

……すごい世界観があるライブで、観ていて深く引き込まれました。ピアノの音が特徴的だと思いますが、こだわりのバンドサウンドとは?

りょーま「ピアノを入れているロックバンドが自分の中で新鮮だったんです。そういうスタイルで何か面白いことができないかなと思って。その時、たまたまMae(メイ)っていうアメリカのロックバンドに出会って影響を受けましたね。ハードロックの轟音の中にピアノが入っているものが好きです」

……今後の活動予定を教えてください。

りょーま「今、次のリリースに向けて曲作りを始めたばかりですが、7月にリリースした初めての全国流通盤『WHO IS SHE?』がバリエーション豊富な作品だったので、そこからさらに拡大していけたらと思っています。ライブではCDでは表現出来ないことをしようとがんばっているので、ぜひ観に来てください!」

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……最後に、CATの学生にメッセージをお願いします。

りょーま「人と繋がることで自分の選択肢が広がります。これからもたくさん出会いはあると思うので、自分から積極的に人と繋がっていって、そのひとつひとつを大事にしてほしいですね」
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